三浦商工会議所について
沿革
商工会議所とは
・法的根拠:商工会議所法(昭和28年法律第143号)
・規模:会員数 1,511件 (令和6年10月10日現在)
・活動範囲:三浦市内
・活動の基本理念:
三浦商工会議所は、会員自らの向上・発展を促すとともに、公共性の極めて高い地域総合経済団体として、地域社会の調和ある発展と福祉の向上に資する。
三浦商工会議所は、わが国経済社会の構造変革を積極的に推進するとともに、その主役を担う中堅・中小企業の経営基盤の強化を最大の目的とし、自助努力と 相互研鑽を踏まえて、企業の成長・発展をあらゆる角度から強力に支援する。
三浦商工会議所は、わが国産業の健全な発展を促し、企業活動の成果を通じて、広く日本と世界の繁栄に貢献する。
設立の経緯
【三崎水産商工会】
会議所の前身となる「三崎水産商工会」は昭和24年5月15日発足、旧魚市場の2階に事務所が設置されました。
当時は、統制経済が撤廃されてまだ間もない頃。魚市場を中心とした遠洋マグロ漁業者・鮮魚仲買業者・ 水産加工業者・酒商・青果商・造船業・機械工業等の会員が主でしたが、その後、のれん分けなどで自立した自営業者が年々増加。帳簿のつけ方・自主申告の方法などを指導する機関がなく、商工会の設立は大変喜ばれたそうです。
それに呼応して会員事業所の店舗装飾など売り上げ増進対策や経営全般に亘る相談に対応する傍ら、簿記講習・税務知識の啓発や運転資金の調達方法の相談など忙しい日々が続きました。また、業種別や地域別団体の事務局も引き受けるなど、まさに産業の要として水産・商工業発展の重責の一端を担ってまいりました。
【三浦商工会議所】
昭和30年に、三崎町・南下浦町・初声村が合併し「三浦市」が誕生、これに伴い産業界より「三崎水産商工会」から市全体の産業を網羅した総合経済団体である「三浦商工会議所」の設立ムードが高まり、三浦市当局も時代の趨勢を踏まえ、市議会の議決を経て昭和31年7月10日設立総会を挙行、同年8月14日に当時の通商産業省へ設立認可を申請、翌昭和32年2月20日に許可を受け、商工会議所法による「三浦商工会議所」が誕生しました。
所在地(三浦市三崎2丁目22番16号)はそれまで電報局が使用していた土地・建物(木造モルタル2階建・2代目会頭、香山角太郎氏の親戚横山氏所有)の簡易補強を施し、当面借り受けたまま活用しつつ、会員よりの寄付金を募り物件を購入しました。建物の簡易補強が済むまでの間は花暮会館を間借りして事務所とし、業務を開始しました。その後、隣地を駐車場用地として取得するなど、産業拠点としての機能強化にも取り組んできました。
年を経て建物の老朽化が進み、平成14年に会館建設準備委員会を設立し、将来の建て替えに向けた準備を始めました。検討当初は概ね10年後の着工をめどに会館の大規模改修補強を検討してまいりましたが、平成23年3月に「東日本大震災」が発生、改めて会館の耐震診断を実施したところ構造的な問題が顕在化し、急遽新会館建設に向けた検討を急ぎ、会員よりの寄付金を募り、平成28年8月に新会館が完成いたしました。
会館完成披露並びに創立60周年記念祝賀事業
日 時 平成28年10月5日(水)11時スタート
場 所 三浦商工会議所新会館
■式典(11:00~12:00)
来賓、役員・議員の総勢120名が出席。
ご多忙の中、黒岩祐治県知事、小泉進次郎代議士にご出席いただきました。
■第1部 祝賀パーティー(12:00~13:30)
■ミニ演奏会(開場14:00~15:00)
マリンバの女王 草刈とも子様、塩浜玲子様、石井玲子様による「ミニ演奏会」
■第2部 祝賀パーティー(16:00~17:30)
新会館建設までの経過、各階の会議室、事務所紹介等(A4サイズ・2,200部発行)
記念誌発行事業
創立以来の歴史や当時の回想などをまとめた小冊子(A4サイズ・2,200部発行)
◆式辞・祝辞・歴代会頭紹介・現役員議員紹介
◆会議所の変遷(60年のあゆみ)...トピック毎、年表
◆資料編...過去の写真掲載、統計資料(会員数の推移、人口推移、魚市場取扱量等)
創立50周年記念祝賀事業
場 所 うらり(三浦市民ホール及び海業プレイス)
■式典(10:00~11:00)
来賓129名、役員・議員62名、一般会員等259名の合計450名が出席。
ご多忙の中、小泉純一朗元総理、松沢成文県知事にご出席を頂きました。
■アトラクション(11:10~12:10)
郷土芸能の「チャッキラコ」並びに「三浦ぶち合わせ太鼓」、「おかめ・ひょっとこ踊り」を披露。
■祝賀パーティー(12:20~13:30)
■観劇会(開場18:00・開演18:30~19:50)
「TRAVELER-トラベラー」<少年、時空を跳ぶ>
~わらび座・パフォーマンスバンド"響"~